「一般社団法人 谷ケ共有地管理組合」のオフィスに看板を掲げ、全理事にお披露目しました。
組合長も発表していたとおりこの看板は石碑の後方約5m程に生えている桧を1本切り、製材して作り、残った材料で理事の皆さんへの記念品として1個10cm x 10cm x 3cmの置き時計を作りました。↓
看板、置き時計の製作裏話を少し。。。
当初、看板は「共有林の間伐材で!」をコンセプトにしており、役員理事数名で大河原林道脇の間伐材の中から状態の良さそうな桧・杉を選定し看板屋に持って行きましたが、選定の際、葉がついていないと杉と桧を見分けられる者が誰一人としていないことが判明した。匂いで分かると思い「これは桧!あれは杉だ!」と一応選定。後日看板屋に持って行くと、丸太を見せた途端「これじゃ使えない、虫食いだらけじゃん!」と言われよーく見ると確かに細かい穴がポツポツ…LINEで速報し次の材料取りの日程を決めました。看板屋から「乾燥の時間が必要だからナル早で!」と言われていたためです。また看板の幅を15cmとしたので直径20cm程度の丸太で用は足りると考えていましたが「真ん中は使えない(真ん中は反りやすいらしい)から直径30cmは欲しい」と言われ、太めの生木を1本切ることとなりました。
題字のフォントについてもLINEで議論があり、某氏から「組合長の自筆はどう?」との提案に多くの賛同があり、組合長の習字の練習が始まった様です(結果、既製品にはない味のある看板の題字になったことは周知の通り)。
また「組合の看板にロゴがあるとイイね」の組合長の一声からロゴの案出しが一瞬沸騰しましたがしばらくすると誰もそのことに触れなくなりました。ある日組合長から「これをPCでお絵描きせよ!」と手書きのロゴ原案が送られてきて、その通りにお絵描きしたものを送ると「素晴らしい!!でも、こことここはこう…」(気に入らなかった様だ)。が、こちらのモチベーションを落とさない配慮をいただきながら何度もやりとりし、ロゴは完成した。
置き時計のロゴについても看板屋と何度もやりとりがあった。何度かやりとりした後、ロゴの葉っぱの輪郭と緑色は外せないというこちらの主張でデザイン担当者から案が送られてきたが、輪郭が無く、「葉っぱの緑と輪郭は譲れない😠」と看板屋に伝えると「~中略~弊社代表の○○も共通の認識ですので、時計において輪郭あり色入れありではご依頼をお受けすることができません。」(ほぼ原文ママ)余程困ったのであろう、看板屋が社長の名前を出して来た。組合長にこのことを伝えると「しょうがない。。」みたいな感じでしたが、できあがった看板・置き時計を初めて見た時はかなりの感動があり、「この感動を誰かと分かち合いたい」と組合長に電話(LINEではなく)した程。
この様にしてできあがった看板を山崎建設さんに取り付けていただき、目隠しをし、当日は除幕式(幕にはリボン、紅白のテープ)までやったにも関わらず、組合長と二ノ倉の社長と恭しく除幕した瞬間何の歓声も上がらず。。。
「感動が足りん😠」と思いました。
↓除幕の瞬間
↓記念撮影