令和8年10月25日(日)、第一回理事会に先立って社員研修会を開催しました。
研修テーマは「人工林の再設計」について。
「里山ZERO BASE」プロジェクトの活動内容を動画で紹介しました。
【動画の内容】
- 森の設計士
単に植林するのでなくその土地の生態系そのものを設計。生物多様性に貢献し自然災害にも耐え得る持続可能な森を作ることで、人と自然が安心して共存出来る国土にすることを目指している。 - 「鎮守の森」からの学び(災害への強さ)
東日本大震災や豪雨、能登半島地震において自然の森(タブの木等)は崩れにくく延焼を防ぐといった高い防災効果を持つことが分かっており、自然森林に学び管理できなくなり放置された人工林の再設計の考え方を紹介 - 日本の現状と課題
・人工林の放置
戦後に拡大した杉や檜の経済林が、林業従事者の減少によって管理が行き届かず放置されている
・シカの食害による多様性の喪失
全国的にシカが増え、1.2m以下の植物が食べ尽くされ、シカの嫌う特定の植物ばかりが残り多様性が失われ、災害に弱い土壌になっている。 - パッチフォレスト
「里山ZERO BASEプロジェクト」では放置された人工林などを買い取り、一度切り開いた上で独自の設計に基づき植樹し直している。植樹の際一般的な林業の様に同じ種類の木を大量に植えることはせず、その地域に合った20種類程度の在来種を密にランダムに植樹するという手法を採っている。こうすることでそれぞれの種が競い合い成長が早まる効果と数十年単位でされる「自動的な間伐」により世代交代が起きる仕組みを取り入れている。
こうした実験と検証を重ねる小規模な森の単位を「パッチフォレスト」と呼び、日本全国へと展開していくことを目指している。
【放映動画】
研修参加者は36名でした。